2017年7月20日木曜日

The 3rd prototype...2017FW

ツインズが開発中のスキージャンプ用のスペシャライズドなソックス。
「スキージャンプ競技専用ソックス」の製作は最終段階に入ります。

これまでプロトタイプ1号、2号をトップジャンパー達に試していただきました。
そして、たくさんのご意見をいただきました。

アプローチ(助走路)を高速で滑り降り、一瞬で飛び出し、飛行する。
そこに求められるのは、滑り降りるクラウチング姿勢の正確性。
その一瞬にとてつもない集中力が必要な飛び出し。
剛性感の高い空中姿勢。

スキージャンプシューズはそもそも足首が前傾した形に固定されています。
また、ハイバックと呼ばれる前傾姿勢を保持するギアをブーツのふくらはぎ側に押し込み
シューズを履きます。
真夏から真冬へ季節が変わっても、年間を通じてシューズは使用されます。
その足元を支えるギアとしてのソックス。

ソックス開発にあたり、トップアスリートから多くの意見をいただきました。
しかし、以外にも、求める機能はシンプルであることが分かりました。
機能満載でありながら、かえって使用感の悪いソックスにならないように無駄を省き
アスリートのパフォーマンスを最大にすることにフォーカスしました。
余計なものはいらない・・・・・・
鍛え上げられたアスリートの体は、それだけで最高のギアだからです。

最終試作は、シンプルでありながら最高の素材をテクニカルに編み込みます。
さらに重要な事・・・ それは、心弾むデザイン。
荻原健司が求めるモノ作りにはデザインも追求したいと考えます。
身につけるたびに「元気が出る」デザイン。
このギアと一緒に戦うのですから。





2017年7月13日木曜日

Pick up Athlete・Kaori Iwabuchi・

ここ長野県白馬村にも本格的な夏がやってきた。

`98長野冬季五輪ジャンプ競技場の舞台は、コンクリートとスキー用人工芝に
照りつける太陽が暑さをさらに増す。

冬季の大会シーズンと同じスキージャンプスーツを着用し練習する選手たち。
そこにいるだけで大粒の汗が流れる。

岩渕香里選手 24歳 北野建設スキークラブ所属のジャンプ選手。

いつも笑顔を絶やさず、穏やかな表情で誰にでも優しく接する香里選手は
素直でまっさらな心をもつ少女のようである。

一転、ジャンプ練習が始まると、その一本一本をビデオ映像で何度も確認する。
真剣な眼差しは、理想とする完璧なジャンプを追い求める。まさに道求者そのもの。

その甲斐あってジャンプはいたって好調だ。
「早く試合がしたい。」と心はすでに競技シーズンへ。

「ジャンプが楽しい。」それが彼女を動かす原動力。



2017年7月1日土曜日

Developing Sport Socks.........

引き続き、ソックス開発中。
プロトタイプ1号から、さらなる改良へ。
決して妥協することのないものづくり。
最先端の技術と現場の声をしっかりと繋ぎたい。